
LINEの返信が、いつもより1日遅い。
会っているときは楽しそうなのに、次に会う約束はなぜか決まらない。
別れ際に言われたひとことが気になって、家に帰ってから何度も意味を考えてしまう。
こんな小さな違和感が重なると、
「私のこと、どう思っているんだろう」
「もしかして、気持ちが冷めてきているのかな」
「私、何か変なことを言ったかな」
と、相手の気持ちばかりを考えるようになります。
けれど、LINEを何度読み返しても、あの日の会話を何度思い出しても、相手の本当の気持ちが見えてくるとは限りません。
むしろ、不安になっているときほど、何気ない言葉や行動まで悪いほうに受け取ってしまうことがあります。
だからこそ、「相手はどう思っているんだろう」と考え続ける前に、1度確認しておきたいことがあります。
ここからは、相手の気持ちが分からなくなったときに見てほしい5つのポイントを、順番に整理していきます。
気持ちが分からないと、なぜ苦しくなるのか
相手の気持ちが分からない状態が苦しいのは、「答えが出ないまま考え続けること」そのものが、大きな負担になるからです。
たとえば、LINEの返信が遅かったとき。
「仕事が忙しいだけかもしれない」
「でも、前より気持ちが冷めているのかも」
「何か嫌われるようなことをしたかな」
1つの出来事から、いくつもの可能性が浮かんできます。
けれど、そのどれが本当なのかは、考えているだけでは確かめることができません。
さらに、同じ出来事でも、その日の気分によって受け取り方が変わることがあります。
昨日は「忙しいだけかも」と思えたのに、今日は「やっぱり脈がないのかもしれない」と感じる。
新しい事実が増えたわけではないのに、不安が大きくなるほど、出来事の見え方まで変わってしまうことがあります。
相手の気持ちは、自分から直接見ることができません。
だからこそ、分からない部分を想像で埋めたくなります。
でも、そこで浮かんだ答えは、あくまで「可能性」であって、事実とは限りません。
だからまずは、頭の中で答えを出そうとするのではなく、
「実際に何が起きているのか」
「自分は何を想像しているのか」
「今、自分に確かめられることは何か」
を分けて考えてみることが大切です。
ここからは、そのために確認しておきたい5つのポイントを見ていきます。
1 まず「実際に起きていること」だけを見る
最初に整理したいのは、相手の気持ちではなく、実際に何が起きているのかです。
たとえば、
「LINEの返信が以前より遅くなった」
「会う回数が減った」
「次の約束を決めようとすると、話が曖昧になることが増えた」
こうしたことは、実際に起きている出来事として整理できます。
一方で、
「もう私のことを好きではないんだと思う」
「興味を失われたのかもしれない」
というのは、その出来事から自分が考えた「解釈」です。
不安になっていると、この「事実」と「解釈」がいつの間にか一緒になってしまうことがあります。
「返信が遅くなった」という事実が、頭の中では「気持ちが冷めた」に変わってしまう。
でも、この2つは同じではありません。
気になることがあったら、1度紙やスマートフォンのメモに、
実際に起きたことだけ
を書き出してみてください。
それだけでも、「分かっていること」と「まだ分からないこと」の境目が見えやすくなります。
2 1回の態度ではなく、続いている行動を見る
次に確認したいのは、その出来事が1度きりなのか、それとも何度も続いているのかということです。
たとえば、LINEの返信が1度遅かっただけなら、たまたま仕事が忙しかった可能性もあります。
一方で、
会っているときは楽しそうなのに、次の約束の話になると毎回曖昧になる。
こちらから連絡しなければ、ほとんど連絡が来ない状態が何週間も続いている。
というように、同じ行動が繰り返されているなら、それは1度きりの出来事とは分けて考えたほうがよいでしょう。
恋愛では、1つの言葉や態度に強く反応してしまうことがあります。
でも、1つの場面だけを見るよりも、ここ1〜2か月の行動を少し広い目で振り返ってみるほうが、今の関係を整理しやすくなります。
「昨日どうだったか」ではなく、
「最近、どんなことが続いているか」。
その視点で見てみると、今までとは少し違った見え方になるかもしれません。
3 「相手はどう思っている?」の前に、自分の不安を見る
3つ目は、少し視点を相手から自分へ戻してみることです。
たとえば、
「既読がついたのに返信が来ないと、嫌われたような気がする」
「会えない日が続くと、他に好きな人がいるのではないかと思ってしまう」
「次の約束が決まらないと、この関係が終わってしまいそうで怖い」
こうした不安は、とても現実味を持って感じるものです。
ただ、「自分が不安を感じていること」と、「相手が実際にそう思っていること」は同じではありません。
不安を感じること自体を否定する必要はありません。
大切なのは、
「私は今、何を怖がっているんだろう」
と1度自分に問いかけてみることです。
相手の気持ちを考えていたつもりが、実は「嫌われることが怖い」「関係が終わるのが怖い」「自分だけが好きなのではないかと不安」という、自分自身の気持ちが見えてくることもあります。
相手のことと自分の不安を分けてみると、今どちらについて考える必要があるのかが、少し分かりやすくなります。
4 相手の気持ちより先に、「私はどうしたい?」を考える
相手の気持ちが分からないと、
「彼はどう思っているんだろう」
「この関係を続けたいと思っているのかな」
と、どうしても相手を中心に考えてしまいます。
でも、ここで1度考えてみてほしいのが、
「私は、どんな関係を望んでいるんだろう」
ということです。
毎日連絡を取り合える関係がいいのか。
連絡は少なくても、会ったときに安心できる関係がいいのか。
これから先のことも話していける相手を求めているのか。
今はまだ、気楽に付き合える距離感を大切にしたいのか。
正解はありません。
大切なのは、相手が何を望んでいるかを考える前に、自分自身の希望を知っておくことです。
相手の気持ちを知ることばかりに意識が向いていると、
「もし相手が好きでいてくれるなら、この関係でいい」
という考えになってしまうこともあります。
でも、本当は、
「私はこの関係で幸せなのか」
「私はどんな付き合い方をしたいのか」
も、同じくらい大切なことです。
相手の答えを探す前に、1度、自分の答えも言葉にしてみてください。
5 推測し続けるのではなく、話せる関係かを見る
最後に確認したいのは、分からないことを相手と話せる関係かどうかです。
相手の気持ちは、どれだけ考えても本人にしか分からない部分があります。
だから、聞けることまで頭の中で推測し続ける必要はありません。
たとえば、
「最近、なかなか次の予定が決まらないけど、忙しい時期なのかな?」
と、相手を責めるのではなく、今の状況を確認するような聞き方もできます。
そこで相手がどう答えるか、どんな態度を取るかも、今の関係を考えるための1つの材料になります。
反対に、
「こんなことを聞いたら嫌われそう」
「関係が壊れそうで何も聞けない」
と感じるのであれば、そのこと自体も1度考えてみてほしいポイントです。
今はまだ聞けない段階なのか。
聞き方を変えれば話せそうなのか。
それとも、こちらが何かを確認しようとすると、いつも話を避けられてしまうのか。
「相手の気持ちは何だろう」と推測するだけではなく、
「この人とは、分からないことを話し合えるだろうか」
という視点から関係を見てみることも大切です。
迷ったときは、3つだけ書き出してみる
ここまで5つのポイントをお伝えしてきましたが、不安になっているときに全部を整理しようとすると、それだけで疲れてしまうこともあります。
そんなときは、次の3つだけを書き出してみてください。
- 実際に起きていること
例:LINEの返信が、以前は毎日だったのに最近は3日に1回になった - そのことで自分が感じていること
例:不安、寂しい、もやもやする - 本当はどうしたいか
例:次に会ったときに、今の状況を素直に聞いてみたい
たった3つですが、頭の中だけで考えているときよりも、状況が整理しやすくなります。
特に意識してほしいのは、
「起きていること」と「自分が感じていること」を分けること。
不安をなくす必要はありません。
ただ、不安をそのまま「相手の気持ち」として受け取らないようにするだけでも、少し落ち着いて関係を見られるようになります。
占いで相手の気持ちを確かめたくなったとき
相手に聞いてもいない。
でも、自分で考えても答えが出ない。
そんな状態が続くと、
「占いなら、相手の気持ちが分かるかもしれない」
と思うこともあるかもしれません。
ただ、私は占いを「相手の頭の中を透視するもの」として使うのではなく、自分自身を整理するための1つの手がかりとして使うことをおすすめしています。
星のかけらでご紹介しているキャンサータロットも、生年月日から算出した「ステラナンバー」と「テイルイヤー」をもとに、ご自身の本質や今の流れを読み解いていくものです。
相手の気持ちを断定するためのものではありません。
もし占いを使うのであれば、
「相手は私を好きですか?」
と答えを求めるだけではなく、
「私は今、この関係の何を整理したらいいですか?」
「私はどうしてこんなに不安になっているのでしょうか?」
「この関係と、これからどう向き合っていったらいいですか?」
というように、自分の選択につながる問い方をしてみてください。
占いの結果を「答え」にするのではなく、自分の気持ちや現実を見つめるためのきっかけとして使うほうが、その後の行動にもつなげやすくなります。
占いとの付き合い方については、「占いに依存せず、自分の選択に生かす3つの視点」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q1. キャンサータロットで相手の気持ちは分かりますか?
キャンサータロットは、相手の気持ちを断定するための占いではありません。
生年月日から、ご自身の本質を示す「ステラナンバー」と、今の人生の流れを示す「テイルイヤー」を読み解きます。
その内容を手がかりに、
「なぜこの関係でこんなに不安になるのか」
「自分は本当はどんな関係を望んでいるのか」
「これからどう向き合っていきたいのか」
を整理するために活用することができます。
Q2. 相手の気持ちが分からないとき、占いではどのように質問すればよいですか?
「相手は私を好きですか?」と答えだけを求めるよりも、
「私はこの関係で、何を確認したほうがいいですか?」
「相手と話す前に、自分のどんな気持ちを整理しておくとよいですか?」
「今の私は、この関係とどう向き合ったらいいのでしょうか?」
というように、自分自身に視点を戻す質問がおすすめです。
占いの結果をそのまま相手の気持ちだと決めるのではなく、その後の行動を考えるためのヒントとして使いやすくなります。
Q3. 相手の気持ちが分からないとき、占いに頼るのはよくないですか?
占いを見ること自体が悪いわけではありません。
ただ、占いの結果だけで、
「相手はこう思っている」
「この恋はこうなる」
と決めてしまうと、実際の相手の行動を見たり、自分自身の気持ちを整理したりする機会が少なくなってしまうことがあります。
占いはあくまで1つの判断材料として、実際に起きていることや、自分自身が感じていることと一緒に見ていくのがおすすめです。
おわりに
好きな人の気持ちが分からないと、不安になるのは自然なことです。
ただ、相手の気持ちを考え続けても、本人にしか分からないことまで答えを出すことはできません。
そんなときは、
- 実際に何が起きているのか
- 同じ行動が続いているのか
- 自分は何を不安に感じているのか
- 自分はどんな関係を望んでいるのか
- この相手とは、分からないことを話せるのか
この5つを1度整理してみてください。
相手の気持ちを知ることより先に、自分が今どこにいて、何を感じ、これからどうしたいのかが少しずつ見えてくるはずです。
答えを急いで出す必要はありません。
「相手はどう思っている?」だけではなく、
「私はどうしたい?」
という問いも、大切にしてみてください。
ご自身の本質や今の流れを手がかりに、この関係とどう向き合うかを整理してみたい方は、鑑定メニューもご覧ください。